昨年に引き続き、アフリカの地へ降り立ちました。
そこは、大地のほとんどが砂漠という壮絶な環境でした。

 
ナミブ砂海(世界遺産)
場所:ナミビア  

ナミブ砂海は南北約320km、東西120kmを誇る広大な砂漠地帯で、ナミビア大西洋側に位置しています。北はアンゴラとの国境付近から南は南アフリカ共和国北端にまで及びます。
約8000万年前に生まれた世界で最も古い砂漠と考えられており、「ナミブ」は主要民族であるサン人の言葉で、「何もない」という意味。
大西洋を北上する寒流・ベンゲラ海流の影響で生じた典型的な西岸砂漠で、ドラケンスバーグ山脈からオレンジ川を通して流れ出た砂が海岸で強風によって内陸に押し返されて形成され、最終的には砂岩を形成します。
その過程で鉄分が付着し酸化するため、酸化鉄の色によって砂は白から赤く変色しています。1904年に南部の数ヶ所でダイヤモンド鉱脈が発見され、1963年には2,300万ポンドの生産量をあげました。

 
 
   
 
 
 
   
 
 
 
   
 
地下の水が干上がった湖の跡地。白い粘土質の土がひび割れ、枯れた草木が立ち並び異様な光景を醸し出す。
写真をとればそこは、まるで絵画の世界です。青い空が本当にほしかった。。。。
 
 
 
セスリウムゲートから車で5分の場所にある200mに渡る渓谷。
ここからソッサスフレイまで地下水脈が続き、大雨になると川になる。
深さ約30m、1kmにわたって続くこの渓谷は、何と1500万年もの長い時間をかけて形成されたらしい。


 
   
 
 
 
   
 
ナミビアの風景は、本当に地球の果てという風景で非日常を味わえます。