かっこいいんですよ.ちょっと標準フォントが小さくて見づらかったけれどマルチフォントだし, マルチウィンドウでデバッガやらが統合されてるし.私, Xerox や Symbolics の Lisp マシンを見ると,「ああ、ありがたや」って土下座するタイプなんだ.
ああいうのを見ていると, UNIX なんかクソだと思うね (笑). こんなカスのどこが優れた開発環境なのだと,ケリ入れたくなって,まして DOS なんか何になるのかな (笑).人外魔境だよね.やっぱ,いつの時代も最先端は Lisp よ,とつい言いたくなります.
(p. 83)
欲をいうならば、高校生に読んでもらったり、高等学校で使ってもらったりすれば大変な幸せである。大学の情報科学科や情報工学科の学生を読者とはあまり考えていない。もちろん、そのような学生に読まれることは大変嬉しいことではあるが。従って、計算機に関する知識は全く仮定していない。 Basic や Fortran や Pascal や C や C++ や Java の経験は反面教師としてのみ有効である。ただし、数学の教科書と同様に、高校の数学程度の知識と数学的な論理的思考は仮定する。もちろん、数学の教科書ほど高度なものではないが。ここまで書かれて、まだ逃げますか? (笑)。 なお、本書は主として Lisp (Common Lisp ∩ Emacs Lisp) で書かれているが、巻末に Scheme, ML の (短い) 解説も含む。いや、高校生の息子が親父にちょっと聞くわけだ「親父、社会って相互再帰だよなぁ?」とか、「λってなんで無名なんだよ? メタクラスに名前がないのと同じようなもんなんか?」とかさ。なんて答えますか? (笑)
fun
take(L) =
if L = nil then nil
else hd(L)::skip(tl(L))
and
skip(L) =
if L = nil then nil
else take(tl(L));
これってウロボロスだよね〜。