観賞日記
ロビン・フッド
シナリオ | 展開 | キャラ表現 | 映像 | 満足度 | |
1 | 2 | 3 | 3.5 | 1 |
本日はリドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演の 「グラディエーター」コンビに期待して 「ロビン・フッド」 を観に行きました。 いつもの様にロビンフッドって?と言う状態で知識「0」。 全く分からずCMプロモのイメージで矢を放つ人? 矢の名手って林檎を撃ち抜く人の事やないの?? それってウイリアムテルやなかった??? などなど 全くもって失礼極まりない無知視聴者と言う事ですw グラディエーターの時の様に 何にも知らない人が観て楽しめる物になっていると思って 観に行った事が大きな間違いで・・・。 結論は ロビンフッドの知識を知らないと全く楽しめません。 そもそも義賊って設定らしい。 なので映画でそれを表現する必要が有るのだが 松本はその設定も分かっていない。 導入から 軍を放棄して逃走する主人公達を見せられます。 そして逃走中に 味方軍の将校達がフランス軍に襲われ 残った鎧や宝飾類を奪って イギリスに帰る流れを見せられる。 感情移入しなければならない主人公が 軍を捨てて逃走し 死んだ味方軍を漁って品々を盗む姿に共感出来ません。 こんな人達のお話なの??? と言う事で 低階層の平民の一アーチャー職種のロビンフッド達が 遠征中のイギリス十字軍の王が戦さで死亡した事で 軍を捨てて逃走しイギリスに帰る前半ストーリー。 導入から十字軍の城攻めが表現され バトルによるキャッチが良く出来ていましたが この映画が十字軍関連と言う事で とにかく事あるごとに 「帰ってアサクリやりてぇ〜」 と言う感想しか出てこない。 丁度ジャストなタイミングでブラザーフッドが出たばかり。 相変わらずの雰囲気ゲーだがアサクリ最高である。 そんな中、 アサクリと近い世代の映画で 内容がつまらないとくれば 「早くアサクリやりてぇ〜」 と言う感想しか出てこない・・・。 ロビンフッドの設定が 盗賊・アーチャー・義賊と言う事を理解していないと この展開には入って行けないと感じる。 やはり主人公にどうやって感情移入出来るかが 映画の中心だと思うのだが この映画は 盗賊部分や低階層のアーチャーを表現する為に 軍から逃げ、味方軍の死体を漁る表現していると。 設定を知らないと 唯の駄目な人達にしか見えない・・・。 その後は 義賊表現として 種も尽きた村を助けたり 増税に反発する各領土の集会をまとめたり フランス軍の侵攻に対して先頭に立ち策を指示したり などなど立派に立ち振舞い ロビンフッドを表現しています。 ざっくり説明すればそんな映画で ロビンフッドを知っていれば おおよそ伝記通りの内容にはなっているのではないでしょうか。 何にも知らない人からすれば 忠誠心の無い一兵隊が順調に成り上がるだけの 何だかな〜映画です・・・。 最後はアーチャーでは無く 騎馬兵として最前線で戦うしねw ロビンフッドの知識補完が出来る人や この時代の世界観が好きな人だけが 何とか楽しめる様な作品です。 まぁ一言言うなら 「グラディエーターを期待して観に行くと痛い目に遭います・・・」 |