
Profile インディアン 無人島 金庫破り 天狗 ハト 天狗DX Keyword
金庫破り(Safe Breaking) 1991.3.24
SIDE−A
・暁のプロポーザー<うたかT>
・PS.南の島にて<うたたね>
・ヘビつかいの唄
・金庫破り <うらかた>
・RAIN−だったら何とかして |
SIDE−B
・SHINING BOY <MINK>
・ホラ太陽の下
・性悪男(羊菜) MARBY BOY
・夢の中の湖
A Lake in a Dream
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Kuwa Interview
- ―3rdアルバムは音楽的に少し変化がでていますね
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- K:“無人島”は大成功して良かったんですが、逆にこの路線での限界に来てしまったんです。そこで2人で「うた
- かた」のコンセプトを再構築(リニューアル)しようとしたんです。考えた末に出来たアルバムコンセプトはプラ
- モデルです。
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- ―プラモデルですか?良くわかりませんね。
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- K:いわば音楽のプラモデルです。もっと噛み砕いて言うと当時流行っていたTMN的なデジタルな「うたかた」を
- 目指しました。“暁のプロポーザー”なんてTMNでしょう?歌っているのも「うたかT」としています。実はこれ
- も千葉君をモチーフにした身内キャラなんですが。
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- ―このアルバムで分り易かった「うたかた」が少し難しくなった気がしますが
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- K:当初立てた“デジタルうたかた”のコンセプトはネタが続かなかったんですよ。それで流行モノを“うたかた的”
- にアレンジしてランダムに取り入れってたんです。ある意味ビートルズのホワイトアルバムです。歌い手も“う
- たかT”“うたたね”“うらかた”“MINK”“羊菜(マトンナ)”としました。
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- ―流行モノを貪欲に取り入れるあたり“あざとい”ですね。
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- K:くどいようですが「うたかた」は、あざといんです。このあたりで僕的にはそろそろ止め時かなと考えるようにな
- りました。その理由は、この時期、あざとさが本当にあざとくなってきたからです。これだけ売れると、どうして
- もリスナーの期待に応える音楽を目指さなければならなくなり、ある意味仕方ないのですが…
もう一つの理由は、“アナザーサイドアイランド”の音楽領域が拡大し、「うたかた」の土壌を受け入れるように
- なったからです。こうなると2つの音楽は全く同一になってしまいますから。
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- ―この時期からエンディングを計算してたんですね。クーさんはどうでしたか?
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- K:クーさんは“夫婦ドラ”で自信つけてましたから、張りきってましたよ。
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