Ｐｒｏｆｉｌｅ　インディアン　　無人島　　金庫破り　　天狗　　ハト　　天狗ＤＸ　　Ｋｅｙｗｏｒｄ

　天狗　ＤＸ　　　2001.8.15

・インディアンのむすこ 　　・暁のプロポーザー 　　・不思議なアイランド 　　・金満−ＫＩＮＭＡＮ 　　・平成ロマンチカ 　　・金庫破り 　　・ほしかわ 　　・ＳＨＩＮＩＮＧ　ＢＯＹ 　　・力士 　　・むこうは夏 　　・アイアイ 　　・てふてふ

・キャンプファイヤー 　　・洗たくき 　　・惚れた弱み 　　・半沢寛太郎　 　　・ＰＳ．南の島にて 　　・インディアンのむすめ 　　・ホラ太陽の下 　　・無人島 　　・赤いバラ 　　・島から帰るの巻き 　　・夫婦ドラ 　　−　うたかた　ＬＩＶＥ　−

　 Kuwa　Interview

• ライブ版　“グアッシピ時が来たツアー”　ＬＩＶＥ　ＩＮ　ぶどう園　(未発表)
  
  ―これは貴重な音源ですね
• 
  Ｋ：「うたかた」としては、１度しかコンサートツアーを行ってないので、最初で最後のライブ音源ですね。特にアル
• 　　バムに収録されていない“秘密のあっこちゃん”“スワヒリ語の歌”等はこれでしか聞けないですからね。
• 
  ―いつのコンサートですか？
• 
  Ｋ：１９ＸＸ年Ｘ月Ｘ日のツアー千秋楽のライブです。会場はミュージシャン憧れの地“ぶどう園”です。当日は２万
• 　　人の観客で超満員で盛り上がりましたよ。ステージと客席が一体となって全員が歌ってくれました。２万人が“
• 　　インディ・インディアン、インディ・インディアン”ですよ！ほとんど地響きでしたね。
• 
  ―すごいですね。まるで想像がつきませんね
  
• Ｋ：演出として歌詞に出てくるキャラをステージに登場させたんです。半沢寛太郎、藤田君、千葉君、小松君、真田
• 　　夫妻とか、これはうけましたね。まるで“物真似王座決定戦“で真似されている本人が登場する見たいな状態で
• 　　”ひゅーーーー“て感じ。これは僕達も知らされていなくて、本当にびっくりしましたけど(笑)。
• 
  ―この音源は未発表だったんですね。
  
• Ｋ：発売のタイミングが上手く合わなくて、今まで未発表でした。一部海賊版で売られてましたが、今度の“天狗デラ
• 　　ックスではボーナストラックとして正式に収録します。
  
  
  天狗デラックス 　以降
  
  ―何故、今「うたかた」なんですか？
• 
  Ｋ：新世紀を記念して、“天狗”以降“ハト””ライブ“も含めた保存版を作りたかったんですよ。
  
• ―本当は、あざといこと考えているんでしょ？
  
• Ｋ：今回はあざとさ抜きです。
  
• ―なんかそれも寂しい気がしますね（笑）
  
• Ｋ：この企画はずっと前からあって、タイミング待ちだったんですよ。リスナーの要望も強いし、自分でもどこかのタイ
• 　　ミングで「うたかた」を総括しないとという気持ちがありました。今回のアルバムは　”All about Niagara”
• 　　”ハッピーな日々“的な企画ものです。
  
• ―今回のアルバムの内容は
• 
  Ｋ：４枚のアルバムから選曲したものに、ライブ版を加えた本当の意味でのベストアルバムです。タイトルは“天狗デラ
• 　　ックス”を予定しています。２００１年の２月中に発売予定です。価格は３００円。これは当時の価格です。西八の
• 　　１００円ラーメンある限り頑張らせてもらいます。注文限定生産なので、みなさんお近くのＣＤ店、書店でお申し込
• 　　みください。
• 
  ―今回のアルバムで、「うたかた」を振り返った感想は？
  
• Ｋ：「うたかた」は間がすべてなんです。間から生まれたと言ってもいいでしょう。
  　　それは、僕とクーさんのコミュニケーションの間であり、２人の生活空間の間であり、時代的な間なんです。当時の
• 　　僕とクーさんとその時代、周りの人々が生んでくれたのが「うたかた」です。
  
• ―クーさんの存在は非常に大きいと思いますが
  
• Ｋ：その通り、彼の存在は非常に大きい。いわば彼が「うたかた」に色を付けましたし、彼自身も「うたかた」とともに音楽
• 　　的に成長していきましたから。　　
  
• ―彼を一言で言うと？
• 
  Ｋ：難しいですね。一言で言うと
• 　　　　・「うたかた」はクーさんがいなければ成立しない。
  　　　　・予想以上の答えを出してくれる。＝期待に必ず応えてくれる。
  　　　　・太っている。（最近はやせている）
  　　　　・身体は大きいが、○○○は小さい（黒人のくせに）
  　　　　・菜食主義で美尻主義者。本当は女になりたった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　って感じですかね。
  
• ―再結成を希望する声は大きいと思いますが
  
• Ｋ：「うたかた」はあの時代が生んだもので、今の時代に決して同じものはもう生まれないでしょう。ただ、真似しても意味
• 　　が無いし、実態が伴わないと思います。今同じ事をやっても、間が違いますから、それは全く別のものです。例えば、
• 　　あの当時の”俺達ひょうきん族“”おにゃン子“的なものを今の時代にやってもそれは、単なる懐古にしかなりません
• 　　から。再結成はないですね。
  
• ―それはファンとしては非常に残念です。
  
• Ｋ：先程も言いましたとおり、「うたかた」は間がすべてなんです。その間は当然、変化、進化していくものです。時代の大
• 　　きな流れの中で「うたかた」はその名前の通りに「水の泡」となって生まれ、そして消えていきます。それが本来僕達
• 　　が意図している「うたかた」なんです。
  
• ―良く分かりました。“天狗デラックス”期待しています。
  
• Ｋ：是非、予約してください。あと、“井原正巳”“ＶＩＶＯ”というユニットも新作出していきますのでよろしくお願い
• 　　します。
• 
  ―「うたかた」というより桑原さんがあざといんですね。それがインタビューで良く分かりました。　
  　　本日は、長時間ありがとうございました。
  
• Ｋ：ありがとうございました。　
  
  

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