メキシコ2日目は、ちょっと足を延ばしてブエブラへ。
今回は、遺跡はちょっとお休みです。
 
メキシコ国立自治大学(世界遺産)
場所:メキシコ・シティ 建立:1954年

シウダ・ウニベルシタリア(Ciudad Universitaria, 大学都市)は、メキシコシティ南部のコヨアカン地区にあるメキシコ国立自治大学(UNAM)のメインキャンパスである。
建築家マリオ・パニ(Mario Pani)とエンリケ・デル・モラル(Enrique del Moral)によって設計された。オリンピック・スタジアムを含み、計40の学部・研究所、文化センター、
生態系の 保全区域、中央図書館、博物館などが設置されている。この大学都市は、当時メキシコシティに点在していた建築物群をまとめて移転するために、
かつての固まった溶岩層の上に建造された。工事は1950年代に始まり、1954年に完成した。 中央図書館は、 フアン・オゴルマン作。
オリンピックスタジアムは、ディエゴ・リベラ作。 大学の本館には、アルファロ・ シケイロスの壁画なんかもあります。


 
   
 
 
   
 
ここのモザイクは、立体壁画になっています。大学自体も大変きれいなので時間があればぜひ見てください。
 
 
ブエブラの歴史地区(世界遺産)
場所:ブエブラ 建立:1964年


1531年にキリスト教のフランシスコ会の宣教団が町を建設した。豊かな高原地帯に位置することから、農業経済の中心、またメキシコ・シティとメキシコ湾岸の
ベラクルスを結ぶ交通の要衝として発展した。中央広場に建つ大聖堂は、1649年に完成し、内部は縞メノウや大理石、金の縁飾りなどで装飾されている。
サント・ドミンゴ聖堂の中に、黄金の内部装飾で知られるロサリオ礼拝堂がある。町には、外観が赤茶色の装飾タイルと白漆喰の「砂糖菓子の家」など、
色彩豊かな装飾が施されている建物が数多く残っている。

 
 
   

1575年に建設が始まり、1649年に完成した。ふたつの鐘楼を
もつカテドラルで、中央で大オルガンが演奏されている。

 
 
 
    1571年〜1647年にかけて建造された
贅を集めた教会。
特に、内部にある主聖壇のロサリオ礼拝堂は必見です。
 
 
 
     
 
左の写真は、セルダンの家は、1910年の革命2日前に戦闘の舞台になった指導者格のアキレスセルダンの家です。銃弾の後も当時のままで現在は、革命記念博物館になっている。

右の写真は、18世紀に副王の迎賓館として建てられ、現在は、古代文化・古代美術品の博物館になlっておいます。
屋根部分の装飾は、クリームをのせたようで、砂糖菓子を連想させるような造りなので現在のように名付けれました。

現在、どちらとも工事中です。
 
 
   
 
 
ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群(世界遺産)
場所:ブエブラ 建立:1964年


スペイン人がメキシコを支配した16世紀、キリスト教布教活動のためにフランシスコ会、ドミニコ会、アウグスティヌス会が建てた修道院群。
メキシコシティの南東にそびえる標高約5400mのポポカテペトル山腹に残されている。1551年にメキシコを訪れた各派の修道士たちは、ポポカテペトル山の西斜面に
クエルナバカに修道院を建設し、先住民への布教活動を開始した。建物上部に小さな塔を配し、高い壁に囲まれた修道院群の特徴としては、
その多くが野外に礼拝堂を設けていること。これは当時、先住民が屋外で宗教儀式を行っていたことを配慮したものだといわれている。ほかに、
彫刻が施された十字架やゴシック様式のドーム型天井、人々の生活に必要な貯水池などが残されており、当時の先住民への伝道の様子を物語る貴重なものとされている。


 
   
 
メキシコシティから120q東にある観光都市です。世界遺産の街並みは、どれも情緒的です。
チリのパルパライソ地区。ブラジルのサン・ルイス地区に共通していることですが、スペインの文化が現地文化と混ざり合って
いるところがいいですね。