いつもは、モルディブへ行く時に立ち寄る空港のイメージでしたが、
シーギリア・ロックが見たくて初上陸!!

ダンブッラ石窟寺院(世界遺産)
場所:ダンブッラ

建立:BC1世紀

ダンブッラの黄金寺院の歴史は紀元前3世紀にまで遡る。その当時から、ダンブッラの黄金寺院は、最大規模でかつ最も重要な僧院として機能していた。僧院を寺院へとして転換したのは紀元前1世紀の王ワッタガーマニー・アバヤ(シンハラ朝第19代国王、在位紀元前89年から紀元前77年)である。彼は、タミル人の手によって、アヌラーダプラから追放されたが、ダンブッラで保護され、15年後には、再び、アヌラーダプラに帰還した。その感謝の念を持って、僧院は寺院へと発展を遂げた。
その後も、ダンブッラの寺院には多くの増築が施された。その結果として、ダンブッラの黄金寺院は、スリランカを代表する仏教寺院へと発展を遂げることとなった。ポロンナルワの王統で最後の王であるニッサンカ・マッラ(英語版)、在位1187年-1196年)は、寺院を金箔で飾り、また、1190年には、70対の仏像を寺院に納めている。 18世紀には、キャンディ王国の手によって、石窟寺院の修復作業が行われた

 
 
第1窟は、"Devaraja lena"とも呼ばれる「聖王の石窟」である。第1窟には高さ14メートルの釈迦の石造が安置されている。壁画は何度も修復作業が施され、
最新の修復作業は20世紀に行われている。
釈迦像の足元には釈迦のお気に入りの弟子であるアナンダ像、釈迦像の頭部のそばには、ヴィシュヌ像が施されている
 
   
 
 
第2窟は、別名「マハラジャの石窟」とも呼ばれ、黄金寺院の規模では最大規模の石窟であり、ヒンドゥーの神であるサーマン、ヴィシュヌの心臓の
ほかに、 16体の釈迦の立像と40の釈迦の坐像が安置されている。これらの聖像には、巡礼者がしばしば装飾を施してきたが、最終的には、
紀元前1世紀の王ワッタガーマニー・アバヤと12世紀の王であるニッサンカ・マッラが施した装飾が残っている。
第2窟内には泉が湧いており、この泉の水には病気を治す効力があると信じられている。
また、第2窟には、面積2,100平方メートルに及ぶ天井画が施されており、釈迦によるマーラへの説法やスリランカの歴史に関係のある内容が描かれている。
 
     

 

 
第3窟は、「新僧院」とも呼ばれる石窟寺院であり、キャンディ王国時代に描かれた天井画と壁画が残る。
50の仏像と1体の王の像が安置されている。
 
 
 

第4窟、第5窟は上記の3つの石窟寺院と比較した場合、規模も小さくまた、質もそれほど高くない。
ヴィシュヌ像が第1窟と第2窟の間に安置されており、多くの崇拝を受けている。

 
     
 
 
 
シーギリアから30分くらいにあるミンネリヤ、カウドゥラ、エコパークには、300頭程度の野生のアジアゾウを見ることができます。
何気に申し込んだオプションでしたが、かなり見ごたえ十分です。アフリカゾウよりも小さいですが、近くに寄れて迫力十分でした。
また、ここでは、車から降りる場所があります。これは、肉食動物がいないからなんですね。ある意味ゾウパラダイスですね。
 
   
 

初日から世界遺産あり、サファリありと振れ幅の広いスリランカの旅。明日はいよいよシーギリアに向かいます。