ウラのウラはオモテではなく、地下2階的な感覚で…

HOMEへ戻る

デジカメ
(2015.01.02)
ノートPC
(2020.01.23)
携帯電話
(2020.08.29)
etc.
(2022.08.21)
閑談
 

ここでは遠征先でのホームページ関連に必要不可欠な三種の神器、デジカメ、ノートPC、携帯電話他、歴代アイテムなどをご紹介。

デジカメセクション
 (2013.04.11)
 (2014.11.03:FZ1000追加)
[ 2000.1 → 2000.12 ]
SANYO DSC-X200

発売月:1999年9月
購入月:2000年1月
購入価格:約3万円

キーポイント:実用的なデジカメの廉価版

コメント:
プライベート上、そしてホームページに彩りを添えるためにも、とにかくデジカメが欲しい!で、手始めにまずは安さ第一優先で購入。
ファインダー付きで軽量コンパクト。動画も撮れるし、フィルムカメラにはない軽快性が素晴らしい。
初めて撮ったバレー部の動画はこちら
デジカメは失敗を恐れず撮りまくれるというのが画期的でした。
しかし綺麗には撮れるがズーム無し、しかもフルオートなので暗い体育館や動体撮影は不向き。
つまりバレーの試合はブレまくりなわけです。
300万画素にも満たないデジタル一眼レフのニコンD1が65万円した時代、コンパクトデジカメでも3倍ズームが付こうものなら7万円近くし、試合の撮影はその倍率ではあまり役に立ちません。
テクニックを身に付けつつ、次のズーム機購入へ向けて我慢ってところ。

[ 2001.1 → 2004.2 ]
OLYMPUS CAMEDIA C-2100 Ultra Zoom

発売月:2000年8月
購入月:2001年1月
購入価格:約13万円

キーポイント:光学式手ブレ補正機能を搭載した高倍率ズーム機

コメント:
待ちに待った高倍率ズーム機、しかも手ぶれ補正付きの優れもの。今は当たり前でも当時としては革新的なモデル。
高価だけど現時点でこの機種しか選択肢はなく、奮発して購入。
迫力ある画像が撮れ、なのに失敗は格段に減り重宝しました。地元宮城国体でも活躍。
しかし使いこなせば要求も高くなります。遅いオートフォーカス、まったりとした電動ズームの移動は、撮りたくても間に合わなかったシーンが何度あったことか。
そして記録媒体のスマートメディアが信頼性低く、画像が飛んだこともありました。単三4本入れ替えも面倒ですね。
まあとにかく、高倍率の別次元の世界を堪能させてくれたと言えるでしょう。

[ 2004.3 → 2008.6 ]
KONICA MINOLTA DiMAGE A2

発売月:2004年2月
購入月:2004年3月
購入価格:約12万円

キーポイント:マニュアルズームで使い勝手向上

コメント:
何と言ってもこの機種購入の決め手は手動ズームであること。
素早い操作で“その時”を逃さなくなりました。
それから記録メディアがコンパクトフラッシュとなり信頼性もアップ、データ破損の恐れがなくなりました。
反面、ズームの倍率が低くなり、コートまで遠いギャラリーで倍率MAXに近いと、画像が暗くなってシャッタースピードが稼げなくなります。
そこで感度(ISO)を上げるとノイズが溢れてざらついた画像になってしまいます。
また撮像素子を動かすセンサーシフト方式手ぶれ補正だと長時間撮影で本体が熱を持ち、更にノイジーとなる悪循環も。
レタッチソフトでノイズを取り除くのに苦労しました。
でも抜群の機動性を発揮してくれましたよ。

[ 2008.7 → 2014.8 ]
FUJIFILM FinePix S100FS

発売月:2008年2月
購入月:2008年7月
購入価格:6万4千円

キーポイント:マニュアルズームと高倍率を実現

コメント:
手動ズームは魅力的、しかし倍率が足りない…そんな前機種の不満を解消したのがコレ。
高感度撮影のノイズは少なくなりましたが、イメージセンサが小さいため暗い体育館での撮影はやはり厳しい。
望遠時のオートフォーカスは外すことも多い。
パッと見、一眼レフと勘違いしてしまうほどのガタイの大きさ。
大きく重くなってしまい機動力はちょっと損なわれました。
操作性も良いとは言えず若干シャッターチャンスに弱いものの、これ一台であらゆるシチュエーションをカバーできます。

[ 2014.9 →   ]
Panasonic LUMIX DMC-FZ1000

発売月:2014年7月
購入月:2014年9月
購入価格:7万5千円

キーポイント:オールインワン、これ一台で事足りる

コメント:
「デジカメを選ぶ時のこだわりや基準など」を下記しましたが、“主要機能まとめ”にほぼ応える機種。
唯一ズーム方式が手動から電動となりましたが、この機種は動画にも重きを置いているため、まあいいんじゃないかなと。
高感度の耐性が高くなり、ISO3200でもそこそこイケる。さすがにまだ綺麗とは言えず、ノイズ除去ソフトに頼るところはありますが、前機種に比べれば雲泥の差。
空間認識AFという技術でレスポンスも良く、マニュアルフォーカスで事前に合わせておく必要もありません。(その分、ちゃんと被写体を狙わないとボケます)
FZ1000は光学16倍ズーム(400mm)ですが、技術革新でデジタルズームでも32倍までならほとんど劣化の判断がつきません。
相変わらずの大きさはしょうがないですが、このクラスで高いクオリティを得られ、満足度は高いです。


デジカメを選ぶ時のこだわりや基準など:(2013.04.11記載)
あくまでも個人的な考えに基づき、勝手な解釈をしている場合があります。また最新機種をあまり触っていないので、考えが古いかもしれません。その辺をご了承願います。

いつも自問自答するのは「何を撮るのか」ということです。これがブレて人気があるからとか最新だからとか友人に強く勧められた勢いなどで購入すると、こんなはずじゃなかったになります。
バレーの試合とプライベート(スナップ写真)の異なるシチュエーションがありますが、バレーをメインで考えれば日常も賄えると考えています。
では何をコンセプトに機種選択するか…それは「作品ではない、記録を残すこと」を主眼としています。体育館内のスポーツ撮影の場合、予算数十万円でシステムとして揃えないと綺麗に(いわゆる作品レベル)撮れないそうです。そこは無理なのであまり予算をかけずに、でもなるべく妥協せずいいものを…を目指して検討します。
基本的に1台持ち前提です。

屋内競技共通でしょうが、被写体は屋外競技ほどは遠くない、被写体は動きがある、被写体は暗い、これがポイントとなります。
被写体がそれほど遠くないと言っても、常にギャラリー最前席を確保できるわけではありません。また通常は立ちっぱなしなので、他の観戦者になるべく迷惑がかからないよう、少し後方から撮影することが多いです。
そうなると望遠レンズが必須、300mm(およそ10倍程度のズーム)は欲しい。決勝でオールコートになったり、ギャラリー後方から撮るようになると、それ以上が必要になるでしょう。
広角から望遠まで1台で対応するので、ズームレンズが必要となります。試合中にレンズを付け替えたり、広角と望遠のカメラ2台持ちなんてフットワークが損なわれることはしません。

イメージセンサーの大きい(APS−C規格)デジタル一眼レフ(通称デジイチ)タイプの機種では、広角(30mm前後)から300mmをカバーできるズームレンズとなると、かなりの高額になってしまいます。
できればそれ以上のズームが必要なのに、そうなると予算的にどうしようもなく、画質は良くてもデジイチは選択肢から外れてしまいますね。少しセンサーが小さいフォーサーズ規格でも同様です。
2台持ちでいいなら望遠レンズは広角を捨て、90mm以降のズームレンズ(ちょっと安くなる)とかにし、広角はコンパクトデジカメ(コンデジ)若しくはスマホという手はあります。

デジイチを選択しない理由は他にもあって、特にシャッター音。シャッター音はしないに限る。試合中はそうでもありませんが、人の近くでバシャバシャ音がすると身構えちゃうんですよね。それじゃウラページのいい標的にはなりません。(^_^;)
プライベートでも静かな環境で撮影する場面がありますので、デジイチは必然的に却下です。

以前、デジイチや俗に言うミラーレス機は全てAPS−Cかフォーサーズなので除外することができたのですが、最近はセンサーが小さいのにレンズ交換ができる、両方いいとこ取りを狙った機種が増え、ややこしくなっています。ニコン1VやペンタックスQ10とかね。
そういう独自な機種が豊富になれば選択肢も増えるので歓迎するところではありますが、レンズ交換式デジカメはレンズで利益を出そうという意図と、独自規格な故そのメーカーに拘束されてしまうので、なんか手を出しづらい。
じゃレンズ付けっぱなしでいいじゃんというところは、レンズ規格も新規なので現時点で対応レンズが少なく、ラインアップがまだ揃わない状態です。
小サイズセンサー・レンズ交換式デジカメはこれから発展していくカテゴリーと思われるので、そこは今後の展開で視野に入ってきそうです。

次に操作性というところで、ズーム方式は電動か手動かも検討すべき重要項目でした。手動の軽快さを覚えてしまうと、なかなか電動には戻れません。昔は起動時間も遅かったので、尚更ダルく感じました。自分の許容感覚から逸脱しなければ、電動もアリかなとは思います。
動画も撮るとなると、スムーズな電動が有利になりますからね。手動の優先度は少しづつ低くなってきているかもしれません。

そして手ブレ補正。ズーム倍率が高くなればなるほど、ちょっとした振動が影響してくるので必須です。
レンズシフト方式はレンズ内補正とも言い、レンズ内に組み込んだもの。センサーシフト方式はボディ内補正とほぼ同義で、撮像素子(イメージセンサー)そのものが動いて補正するのですが、コンデジではどちらを搭載してもそれほどの違いはないようです。
が、高倍率になるほどセンサーシフトでは厳しいらしく、またレンズシフトの方がファインダーでの補正効果で確認できるので、こだわるならレンズシフトでしょうか。

もう一つ重要なのがファインダー。コンデジやミラーレス機の一部はファインダーが省かれて液晶モニターのみの機種がありますが、ハナから対象外。
手ブレしない方法を検索してみると、大概「両脇を締めて」というフレーズが出てきます。三脚を使うなんてのは目的に合っていないので除外。さてモニターを見ながらの撮影で脇って締められる?
締められるかもしれませんが、モニターを見るために腕を前に伸ばす時点でふらつくのは想像できます。お気に入り選手を狙って1試合に数枚程度撮るならそれでもいいでしょう。しかしラリー中に何枚も撮ろうとすると、カメラを何度も振ることになるので、ファインダーを通した方が脇は締まって尚且つファインダーと顔がくっついてブレにくい操作が出来ます。
手ブレ補正の効果を活かすためにもファインダーは絶対外せません。

被写体が高速で動いている場合、手ブレ補正してもブレてしまいます。一番簡単な解決方法はシャッタースピードを上げること。経験上、数枚撮って1枚成功するレベルで最低でも1/125秒は欲しい。できれば1/200秒以上で。
今の機種は分からないけど、プログラムモードやスポーツシーンモードに合わせても、体育館での望遠では希望するシャッタースピードまで稼げません。よってマニュアルモードで設定するわけ。
当然、シャッタースピードだけ上げて撮ると被写体は暗く写る。で、どうするかというとISO感度を上げる。ISO800、1600、3200が使用範囲。感度が高くなればノイズも増えるため、1600や3200なんていう高感度は避けたいのですが、そこまで上げないと撮れない暗い体育館が多いのも事実。
でも感度を一段上げる(例えば800→1600)と、倍のシャッタースピードでも同じ明るさを実現できるというドーピングにも似たこの機能、やはり使っちゃいます。
光を受け止める面積が大きいAPS−Cなどの機種なら感度を上げてもそれほど酷くなりませんが、小サイズセンサーのデジカメではノイズが出やすい。でも上記の理由でAPS−Cやフォーサーズ機は除外している…悩ましいところですが、最近は小センサーデジカメもかなりノイズ低減されてきているので、今後の技術に期待したいところ。

明るく撮る方法として明るいレンズを搭載した機種を選ぶのも手です。例えば仕様に「開放F値:F2.8〜F5.6」みたいに書いてあるところを着目。この数字が小さいほど明るく写ります。F2.8以下だと一般的に明るいレンズと呼ばれるようですが、この例でのF2.8というのはワイド端(ズームしない場合)での値であって、ズームしていくとその値も自動的に大きくなり、テレ端(最大ズーム)でF5.6になるってこと。
F値は1.4倍になると光の量が半分になるので、例では望遠MAXにすると光量は約1/4になってしまいます。どのメーカーも似たり寄ったりのF値なので、ズーム機ではあまり比較の意味が無いかも。(ある機種を除けば)
基本的にはF値を小さくし(あまり望遠にしない)、ISO感度を抑えて(1600以上にしない)シャッタースピードを上げたいのですが、まあ無理なのでそれらの組み合わせで一番いい所を探るわけです。
管理人は多少暗く写ってノイズが乗っても、感度を上げてシャッタースピードを優先して撮っています。ブレたら、綺麗に写っていてもオモテには載せ辛いですから。あとはPCの力を借りてノイズを除去したりコントラストや明るさを補正しています。

また、被写界深度にも気を付けなければなりません。ピントが合っているように見える許容範囲のことです。被写界深度が深いと手前から奥までくっきり見えるように写り、浅いとピントを合わせたところ以外はボケて写るようになります。
この違いを生む要因としてF値が小さいと浅く、大きいと深くなり、レンズの焦点距離が長いと(望遠)浅く、短いと(広角)深く、また近くの被写体ほどその前後がボケやすくなります。これらは同じセンサーに対して比較した場合。
違う場合の比較は、センサーが大きいと浅く、小さいと深くなります。つまり大きいセンサーと小さいセンサーで同じF2.8で撮ったとしても、大きいセンサーで撮ったほうが背景がよりボケることになります。

細かい原理は検索していただくとして、デジカメが登場する以前、どんなカメラで撮影していたのでしょうか。一眼レフを持っている人はマニアって呼ばれていたんじゃないかな。恐らくレンズ付きフィルム、メジャー商品名では「写ルンです」を多用していたと思います。
このレンズ付きフィルム、F11以上の固定値にしてピント調節を省略している(パンフォーカス)ので、どう撮ってもピントが合う(ように見える)わけ。旅先での写真は背景を入れて撮ることが多く、その背景も楽しむのでボケてもらっては困りますよね。

デジカメに戻りますが、ラリー中、一回ごとオートフォーカス(AF)で合わせていては間に合いません。高速AFとか世界最速AFと言っているのは広角でのこと。望遠でのAFは「実用的な」という文言となり、若干時間がかかります。
そこでセッターのいる近辺など、マニュアルでどこかにピントをロック(置きピン)させてしまいます。ラリーが続いてレシーブしようがレフトで打とうが構わず撮影。だけどもセンサーが小さいデジカメでは、望遠にしたとしてもそれほどピントがずれずに撮ることができます。
これで貧弱なAF性能をカバー。デジイチは都度ピント合わせて撮れる? いや低価格品ではやっぱり厳しいはず。小サイズセンサーの欠点を逆手に取り、小サイズセンサーならではの方法、意外の効果。バレーという競技だから有効なところもあります。

この使い方、レンズ付きフィルムの撮影に近い。レンズ付きフィルムよりF値は小さいけど、センサーが小さいのでパンフォーカスみたいな使い方ができます。若干のボケはPCでシャープ化ね。
なので、管理人はあえて画質を二の次にして、センサーの小さいデジカメをチョイスしています。
かなりお安くなってデジイチやミラーレスがブームになっているようですが、そちらに誘導したいメーカーの事情が透けて見え、用途を考えるとかなりの人がオーバースペックの気がします。
ズームで撮ったら背景がボケてしまって、どこの場所だったか分からないなんて笑い話も。意図的な操作ができない(オートしか使わない)人とかL判にしかプリントアウトしない人、漠然とデジカメどれがいい?と聞く人にはごくごくフツーのデジカメで十分でしょう。
ただ、オトコがハイスペック主義的なところは自分を含めて否定しませんので、とにかくカタログで高性能を選んでも、的はそれほど外さないと思いますよ。

その時にいいモノを…振り返ったら全て違うメーカーでした。管理人が求めるデジカメは、“ネオ一眼”と呼ばれるカテゴリーに多く属します。センサーが小さいけど高倍率レンズ一体型で、デジイチのようなホールド性の高い形状をしているカメラです。
傍から見たらデジイチの格好しているのに画質・機能はコンデジ並みという実に中途半端なカメラに映るでしょう。しかしこれじゃなきゃ出来ないモノがあるのです。昔はこのクラスでも10万円は必要でしたね…
高感度、AF性能は改善の余地あり、まだまだデジカメは発展途上です。

主要機能まとめ(上記ほど重視)
ファインダー:より高画素希望。
ズーム機能:最新鋭機は400mmを軽く超える。
開放F値:明るいレンズの方がスポーツ撮影向き。
AF性能:より望遠での高速性が求められる。
シャッター音:無し、若しくはかなり小さめ。
手ブレ補正:できればレンズシフト方式。
ズーム方式:電動より手動。
バッテリー:単三系より専用リチウム。
 ⇒リチウムが軽量、高容量。また電池切れの回避性より交換の楽さを選択。
AF補助光:あった方がいい。
重量:現使用機の900gでは疲れる。
センサーの大きさ:上記項目を満たしたものからセレクト。
画素数:全ての機種で1000万画素を超える時代、逆に多すぎるくらい。
内蔵フラッシュ:ほとんど付いてるでしょ。
液晶モニタ:少なくとも上下可動。バリアングルなら文句なし。

連写、動画、マクロ、防水などは、性能が良ければそれに越したことはない程度。動作レスポンスもそれほど苦にはならないでしょう。
今まではAFがトロすぎるので、連写性など検討に値しませんでした。先に書いたように置きピンでタイミングを計ってワンショット撮影のみです。しかしAF追従連写が強化されれば、手当たり次第に撮って後でいいモノをセレクト…なんてことになるかもしれません。そうなれば、「連写」の優先度は一気に高まるでしょう。

望遠よりも画質、連写性を優先すればデジイチが入ってくるでしょうし、性能よりコンパクトさや動画を重視するならミラーレス、画質はそこそこファインダー要らずなら、カシオのハイスピードモデルも対象になります。よくよく考えればスマホのカメラ機能で十分かもしれません。見方をちょっと変えるだけで候補もかなり変わってきます。
現物を触る機会があまりなくても、口コミなどでかなり情報が得られる時代になりました。デジカメは日々進化し、我々の要求も変わっていきます。これだけは外せないところを納得してベストな選択をしていただければ、満足度は高いでしょう。

以下は参考になりそうなサイトのリンクです。
ガバサク流デジタルカメラ談義

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

デジカメ選び2014:(2015.01.02記載)
2014年9月、5台目のデジカメを購入しましたが、その経緯を記載します。
次機種購入にあたっては、やはり現機種の穴を埋めるスペックが欲しいところ。「S100FS」の弱点は粗いEVF、高感度画質、AF精度・速度。各社高倍率ズーム機を出し、今までも注目した機種はありました。
まずはパナソニックの「DMC-FZ200」。望遠600mm、軽快なレスポンス、全域F2.8の明るさで、要望する機能はほぼ揃っていました。なのに手を出さなかった理由は高感度画質。クチコミ関連では、明るいけど旧モデルよりノイジーなところがあるという評価が多く、踏み切るまでには至りませんでした。
続いてソニーの「DSC-RX10」。このクラスでは大型の1インチ型センサで高感度良好、全域F2.8…なんだけど、望遠が200mmでは厳しいかな。あとソニーだしね…
次にオリンパスの「STYLUS 1」。これも全域F2.8、引っ掛かったのが望遠が300mmまでなのとAFの俊敏性。出た時はオリンパスに戻るか?とも思いましたが、高感度ノイズにも不安感あり。
そして富士フイルムの「FinePix S1」。このクラス世界初の防塵・防滴仕様なのが魅力。ただし高感度画質は今とそれほど変わらないかもしれない。今まで防塵じゃなくてもって考えると絶対に必要なアイテムじゃないし。よってコレも見送り。

自分が納得するまで気長に待ちましょうと現行機種を使い続けて6年、やっと出た。理想にかなり近くなった、それがパナソニック「DMC-FZ1000」。
ファインダーは0.2型20万ドットから0.39型236万ドットに高画素化。イメージセンサもソニーと同等の大きさで画質向上を図りました。センサ画素数がちょっと多いかなっていう気になる点はあるものの、解像技術の進化も相まって光学望遠400mmを越えてデジタルズームの800mmにしてもイケる。AFも空間認識AFという高速レスポンスを実現、EVFも精細になり穴は埋まったね。バッテリー込み800g以上の重さはまあしょうがない。

ということで「主要機能まとめ」の希望項目に当てはめてみると、ズーム方式のみ電動という結果となりました。あと話題の4K動画も撮影でき、動画で撮影後に切り出して静止画で使うことも可能になりました。これで試合は動画で撮影、あとで好きなところを静止画にできるなら、決定的瞬間を見逃すこともなくなります。
この辺の機能はまだ二の次、使えるレベルとは言えないかもしれませんが、それが当たり前の時代になっていくのかな? 静止画と動画の境目が重なり合ってきてます。
もちろん高感度はまだ改善の余地があるし不満点もありますが、待った甲斐があったと言える機種が出たのは嬉しい限りです。

HOMEへ戻る