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【ナイアシン(ニコチン酸・ビタミンB3)】 〜Niacin〜 |
〔炭水化物・脂質の代謝に〕
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炭水化物、脂質の代謝に不可欠なほか、血液の循環促進、脳神経の活動促進、性ホルモンの合成などをになっています。不足すると口内炎や食欲不振、不安感などの症状が現れます。
ナイアシンを多く含む食品:
成人1日あたりの所要量は男女とも40〜100mgです。

ネトルは夏に小さな緑色の花が連なって咲くイラクサ科、多年草の双子葉植物です。草丈約1.5mになるヨーロッパの代表的な雑草で、昔から一般に親しまれ、気軽に利用されているハーブです。
ネトルの地上部は消炎・鎮静作用が強いため、花粉症、涙目や鼻水などのアレルギー症状を緩和し鎮静効果も期待されています。根は前立腺の肥大に加担する酵素の生成を制御するので、前立腺肥大症(BPH)の治療に利用されています。また、利尿作用があるため、尿道の病気や腎臓結石にも有効です。
サプリメントでの1日の所要量は、300mg〜900mgです。

花粉症には、抗ヒスタミン剤、エキナセア、などと併用すると効果が上がります。

【ノコギリヤシ(ソーパルメット)】 〜Saw Palmetto〜 |
ノコギリヤシは、北米南東部に分布する高さ2〜4mほどの小型なヤシの一種のハーブです。葉がノコギリのようにギザギザのため、この名がついています。昔からインディアンの間では強壮剤として珍重され、また膀胱や尿道の疾患の治療薬として使用されていました。
アメリカでは1960年代に研究が本格化し、果実に含まれる油性成分が前立腺肥大による排尿障害に高い効果をあらわすことが明らかになり、ヨーロッパでは医薬品として使われるようになりました。主な効用・利用法ですが、種子は膀胱、尿道、前立腺の炎症治療に使用され、果実は前立腺を肥大させる原因の男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)を阻害する働きがあるため、ドイツでは前立腺肥大症(BPH)の医薬品として利用されており、他にも消耗性疾患や気管支炎の治療のほか、利尿剤にも用いられています。
成人1日あたりの所要量は500〜1,500mgです。

50歳以上の男性で、すでに前立腺肥大症(BPH)にかかっている人や予防したい人に、このサプリメントをお勧めします。
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【ノ二(モリンダ・シトリフォリア)】 〜Noni〜 |
ノ二の木は常緑の低木で、インドネシア・ハワイ・ポリネシア地方などに自生し、一年中白い花と実を実らせる熱帯植物のハーブ果実です。日本では沖縄本島や八重山等の高温・多湿の地域に自生しています。果実は表面がイボ状になっており、多角形で小さなパンノキに似ています。最初は緑色なのですが、それが黄色に変わり、熟して白色となって、チーズのような強い臭いを出し木から落果します。
ノニには140種以上もの栄養成分が含まれており、免疫機能、細胞の機能、損傷を受けた細胞の再生などを刺激します。他の果実には例をみない驚異的なハーブ果実なのです。2000年以上もの間、ハワイ・ポリネシア地方など太平洋地域の多くの島々では、ノニの葉、根、樹皮、花、果実を偏頭痛、糖尿病、ぜんそく、不眠症、関節炎、下痢や風邪などに使用されてきました。
サプリメントでの1日の所要量は、300mg〜800mgです。

ノニはジュースが一般的ですが、このジュースは独特の匂いがあり、飲みにくいという理由から敬遠される方もいます。このような方はカプセルでの摂取をお勧めします。

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