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【シベリアン ジンセング】 〜Sibirian Ginseng〜 |
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シベリアン ジンセングは、ロシア原産のウコギ科の根で正式にはコーリャン ジンセングなどのpanax属ではありませんが、似たような特徴があります。シベリアン ジンセングの有効成分はエクセロサイドという物質で、肉体的、精神的ストレスを癒し、気管支炎や慢性的な肺病の治療に用いられ、その他にもジンセング同様に血圧を安定させ、コレステロール値を下げてくれたり、不眠症の緩和に活用されています。
サプリメントでの1日の所要量は、500mg〜2,000mgです。

シベリアン ジンセングは、高血圧の症状がある方は使用しないで下さい。

ジンジャーは東南アジア原産の多年草植物の根のハーブで、世界の熱帯から温帯地域の保湿性の優れた砂壌土や壌土で広く栽培されています。ジンジャー自体は単子葉植物で、地下に肥大した根をもち、高さが30〜50cmぐらいにまで成長します。日本には3世紀頃に中国から入ってきたといわれています。
ジンジャーの根には、栄養的にはビタミンB1、B2、Cが少量含まれる程度なのでほとんど期待できませんが、特有の辛みや香りにすぐれた薬効があります。ショウガの辛みはジンゲロンやショウガオールといった辛み成分によるもので、これらにはすぐれた殺菌力があり、食中毒の予防に有効です。また、新陳代謝を活発にして発汗作用を高める働きもあり、内臓の働きを活発にします。特に腎臓ではこれらの成分の保温作用によって、冷えからくる腎盂炎や膀胱炎に効果的だといわれています。ジンゲロンには、魚などの臭みを消す消臭作用があると同時に、日和見菌(ひよりみきん)に対する抗菌性などが認められています。つまり、魚などによる中毒を予防する働きもあるということです。
ジンジャーの香りはジンギベレンという成分であり、胃を健康にする作用、解毒作用、消臭作用があるほか、風邪の初期症状や吐き気止め、たん切り、せき止め、冷え症の改善、神経痛の緩和などに効果があります。また、ジンギベレンはコレステロール値の低下や血圧降下にも働くことがわかっています。
サプリメントでの1日の所用量は、500mg〜2,000mgです。

ジンジャーのサプリメントは、乗り物酔いのがある方は事前に摂ると良いでしょう。

【スギナ(ホーステール)】 〜Equisetum Arvense (Horsetail)〜 |
スギナはトクサ科の多年生シダ植物で、ヨーロッパでは『ホーステール』という名称で呼ばれているハーブです。温帯に広く分布。長く横走する根茎から直立した地上茎を生じ、輪状に枝を出します。茎は緑色で、節に鱗片状の葉をつけます。春には淡褐色の胞子茎(ツクシ)を出します。
スギナの働きですが、皮膚、爪、髪の毛、骨など体の組織に必要なカルシウムの吸収を助けます。また余分な油分を取り除き、髪の毛を太く丈夫にしてくれます。
サプリメントでの1日の所要量は、400mg〜1,200mgです。

女性には過剰な皮脂を抑える効果もあります。

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スピルリナは最古の植物ともいわれる藍藻(らんそう)類の一種で、水前寺海苔の仲間です。長さは0.5mmに満たなく、ねじれたひもの様な形をしていることから、ラテン語で『らせん・ねじれ』という意味のスパイラ(spira)を語源としています。
スピルリナは、緑黄色野菜の栄養素に高タンパクをプラスした非常にバランスのとれた栄養補助食品で、タンパク質が60〜70%も含まれ、含有率は大豆の2倍、牛肉の3倍にも相当しているうえ、人体では合成されない必須アミノ酸すべてを含みます。
ビタミンでは免疫力を高め抗酸化作用があるβ‐カロチン、貧血に効果があるビタミンB12が多く、鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富含まれています。また、コレステロール値や血糖値を下げる働きがあり、生活習慣病の予防に有効なγ-リノレン酸も豊富に含まれています。スピルリナの緑藍色は葉緑素、カロチノイド、フィコシアニンからできており、葉緑素には消炎,消臭作用があります、しかもスピルリナには90%以上の消化吸収性がありますので、栄養効率にムダがありません。
昨今の貧血は、赤血球の成分となるべき各種のビタミンやミネラルの不足による栄養過型の貧血が多いため、B12や葉緑素を多く含んだスピルリナを摂るのが効果的です。動物性食品の摂り過ぎは脂肪の過剰摂取になりますが、スピルリナは植物性食品なので心配がありません。
サプリメントでの1日の所要量は、500mg〜3,000mgです。

スピルリナは食用藻の一種なので安全性が高く、さまざまな病態の予防や改善に継続してお摂りいただけます。

【西洋サンザシ(ホーソーン】 〜Hawthorn〜 |
西洋サンザシはバラ科の落葉低木で、穏やかな作用で心臓に働くハーブです。ヨーロッパにおいて心臓血管系疾患に対する植物性治療薬の筆頭とされており、血管を丈夫にする作用のある『バイオフラボノイド』が含まれているので冠血流を促進させる効果があります。ドイツで行われた複数の研究で、いろいろな心臓病の治療、予防に効果があることが明らかになっています。ただし、心臓病を患っている方は、必ず自然療法に詳しい医師にご相談ください。
サプリメントでの1日の所用量は、200mg〜600mgです。

心臓の健康のためには、コエンザイム、ガーリックエキス、ビタミンEと併用すると効果が上がります。

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〔老化を予防、免疫を強化〕
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セレンは抗酸化作用があり、老化やガン、動脈硬化を防ぎます。精子の形成、有害金属の毒性弱化、免疫強化にも関与しています。ビタミンEと協働すると、それぞれ単独に働くより効果があります。不足するとフケや抜け毛がふえ、老化の進行や発ガンのリスクが高まります。
セレンを多く含む食品:
- カレイ
- ホタテガイ
- トマト
- にんにく
- ネギ
- カキ
- 玄米
成人1日あたりの所要量は男性45〜60μg、女性40〜45μg、上限は250μgです。

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