Ozaki Words - NON TITLE 1 -




僕は愛に心を引き裂かれた。なのにまだ愛を求めてる。

心脅えることのない愛を探しているんだ。

〜1991年/角川書店・月刊カドカワ2月号より〜




愛という言葉よりもっと露骨で具象化されたものが僕らの間にはある。

それは互いの身勝手さだけだ。

そしてここにようやく愛情という温もりが用意されていて、

僕らはそこに逃げ込む。

ねぇ愛って何なんだ。

〜1991年/角川書店・月刊カドカワ1月号より〜




恋だとか愛だとかいう言葉の後に何が残るのかな。

僕はただ互いを待つことだけだと思うんだ。

心が出会う時をただひたすらに待ちながら寄り添ってゆく以外ないんだと思うよ。

それが答えなんじゃないかな。

求めてもいけないし、捨て去ってもいけないんだ。

それが愛のルールなんだよ。

時の流れの中でじっと見つめ合うこと。それが愛なんだと思う。

〜1991年/角川書店・月刊カドカワ3月号より〜




誠実さは諦めの中には生まれない。この世には本当にかけひきのない愛がある。

それを探して欲しい。それを見つけることは難しいことかもしれない。

なぜなら僕は失格者になって初めてそれに気付いたんだ。

だから遠回りすることも多いかもしれない。でも負けないでほしい。

きっと、きっと探し続けるその先に見つかるはずだから。

〜1991年/角川書店・月刊カドカワ2月号より〜




何よりも大切なのは愛。心が求めているのは安らぎ。

安らぎは笑顔。笑顔は優しさ。

〜1991年/角川書店・月刊カドカワ2月号より〜




君の悲しみが少しだけ見えるよ。

君が何をどんなふうに工夫をこらしても、

みんな、何もかも、まるで悲しみの代償みたい、そんな気がするんだ。

笑ってもいいし、怒ったってかまわないんだ。

〜1991年/角川書店・月刊カドカワ6月号より〜




愛を失った堕天使の翼は愛欲の暗闇にしか飛ぶことも出来ず、

陽のあたる場所を探すことさえも出来ない。

だからもう一度地上に立ち全ての空を仰いで、夢という翼で大空に舞いあがるんだ。

本物の愛のために。

〜1991年/角川書店・月刊カドカワ6月号より〜




日常の中で埋もれてしまっている人々の孤独とか、

自分の中の内側の葛藤みたいなもの・・・

そういったものをわかり合うことが、何か人と人とが

愛することに通じてるんじゃないかって、ずっと思っているしね。

〜1984年〜




人を愛するために、自分は命をかけて人と接していかなければいけないんじゃないか。

少なくとも自分に何かを与えてくれる人や、自分に触れ合う人に対して、

自分を愛するのと同じように愛していかなければいけないんじゃないかと思ってる。

だから少なくともそんな人のためには命を張っていきたいと思ってる。

〜1986年/ソニーマガジンズ・パチパチ2月号より〜




LOVEは流れの中にあるんです。再始動するにあたって、特別強く掲げよう、

こだわろうとしたんじゃなしに、逆にLOVEを具象化していくことによって、

愛という言葉を使わずに愛の姿を描きたかったということかもしれません。

〜1986年/ソニーマガジンズ・GB 12月号より〜




すごいの、もう真っ直ぐ、その人しか見えないっていう、

それぐらいの情熱みたいな・・・

”愛とは欲望の要求なり”とかっていう・・・

〜1987年/ロッキング オン社・ロッキング オン ジャパンvol.7より〜




ラヴソングを作る時にドロドロした事が見えたほうがいいという気持ちもあるんだけど、

たわいもない抽象的な表現に隠された本質みたいなものが、

例えるなら愛っていうことになるんじゃないのかなあ。

〜1994年/アイソトープ・エッジ オブ ストリート12℃より〜




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