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「穴サイトJAPAN」の場合

前回までは、サイトと自分との関わり合いを明確にすることの重要性を私なりの視点で述べさせていただきました。そして"私の場合"、その関わり合いが「経済的な側面」にあると。

ところで、あえて"私の場合"とはさせていただきましたが、サイトとの関わり合いを「経済的な側面」に置いている管理者、もしくは置きたいと願っている管理者は案外多いように思います。つまり、"ホームページで収入を得たい"と考えている方のことです。
ここでは、そういう方達のために穴サイトJAPANを例にとって一定の収入が得られるようになった過程を探っていきましょうか。多少の参考にはなるのではと思います。


ホームページを見れば一目でわかりますよね。この管理人は、このホームページで収入を得たがっているのかいないのかぐらいは。ところが私から見ても、もう少し上手くやればいいのにと言う方が非常に多いのも事実です。(よくあるのが、収入を得たいと焦るばかりに、いわゆる"予想会社"化してしまうパターンです。しかし、そのような方と予想会社として立派に生業をたてている所とでは考え方の部分で大きな違いがあります。有料化は別にかまわないのですよ。要は、考え方なのです。当然上手くいくパターンは少ないように思います。この件につきましては改めて。)

例えば穴サイトJAPAN。このサイトよりもアクセスの多い競馬サイトならいくらでもあると思いますよ。
しかし、経済的な側面を考えた場合、ここよりも多く稼ぎ出す競馬サイトはそんなにはないのではないかと言うのが私の分析です。(個人運営のサイトとの比較ですよ)
また、「完全無料」をうたい文句に一定の収入を得ているサイトが多いのも事実です。
ということは、サイトでの収入=アクセス数やサイトの有料化にそれほどのこだわりをもつ必要などないということです。ポイントは、その他にあると思ったほうがいいのではないでしょうか?

穴サイトJAPANの歴史
・2000年1月2日  穴サイトJAPANの前身「MAIN OFFENDER」が産声。
注1 サイトの構築で最も気を使ったのはいかにして目立つかと言うことでした。初代トップページは、PAT専用口座の収支欄をスキャンしたものを前面アップにし、十万単位、百万単位の馬券収入を明確に提示したことでした。いまでこそ、このような手法を使われるサイトは多いようですが、当時とすればものめずらしく、大きな反響がメールで寄せられました。
注2 信じられないでしょうが当時は相互リンクと言う"制度"を知らず、自分のホームページを知ってもらう為にした事といえば、「一発太郎」を利用してのサーチエンジンへの登録のみでした。そして注意していただきたいのは、後にも先にも自分のホームページを知ってもらう為に起こした目だった行動と言えば、これと後に記すアクセスランキングへの参加のみだということです。これは見習うべきことではないですよ。それでも、その程度の認識であっても後の展開によっては、十分なアクセスが望めるようになると言うことは知っておいて欲しいのです。
・2000年4月  「MAIN OFFENDER」をリニューアル。これを機に相互リンクを進める。
注1 この時のリニューアルの目的は、サイトデザインの変更を念頭に置いたものではありません。情報発信の対象を一般ユーザーからややサイト管理人寄りへと変化させようと考えたためです。その方が他の競馬サイトとの差別化が計れますし、後々有利になると考えたからです。このあたりの認識が他の競馬サイトとの運営方針の大きな違いだと思います。
注2 「A8.net 」等のアフィリエイトプログラムに参加し始めたのもこの頃です。当然成果などあるはずもなく、思案の日々が続きます。
注3 相互リンクのコツは、ダメもとの気持ちで出来るだけ大きなサイトにも依頼を出してみるということでしょうか。これは単にアクセスの見返りが大きいと言う意味ではありませんよ。その方が自分のサイトの格が上がることになってきます。(格につきましては別途)
注4 いわゆるアクセスランキングへの参加もアクセスの見返りとは違った面での効果が得られます。この当時は、それを知らずにランキングへの参加も積極的にしておりました。この点につきましては以下へ。(ただし参加は大手のアクセスランキングが良いと思います。)
・2000年5月  月刊誌「ST@RT」2000年6月号で紹介。
注1 一つの転換期でしょうか。ハッキリ言いまして雑誌に掲載されたからと言ってアクセスが増えることなどありません。ただ、これを機に「LYCOS」のウェブエディトリへの掲載の話が舞い込み、それを境に各サーチエンジンのエディトリへの掲載が続くようになりました。いわばエディトリへの掲載がエディトリへの掲載を生んだということでしょうか。こうなれば、黙っていても十分なアクセスが望めるようになります。※例えば「livedoor」や「BIGLOBE」などは、サイト登録さえした記憶がありませんが、当サイトがエディトリの中で紹介がされるようになりました。
注2 同じことがアクセスランキングへの参加についても言えます。ランキングサイトからのアクセスは過度に期待するほどのものではありません。(ところにもよるのでしょうが・・・) しかし、大手ランキングサイトへの参加は、マスコミへの露出につながるような気がします。雑誌社等のマスコミが「競馬サイトの特集を組みたい。どこか良いサイトはないか。」となった場合、担当者が各ランキングサイトを巡ってめぼしいサイトを探している痕跡があると言うことです。その証拠に当方の場合、サイト上からランキングサイトのリンクを消去させたのを最期に、雑誌掲載の依頼がバタリとこなくなりましたから。ランキングサイトは、マスコミのかっこうのネタ探しの場ではないでしょうか。
・2000年8月22日 「穴サイトJAPAN」発足。
注1 現アドレスとは別のアドレスでの運営でした。当初はあくまでも"試験的"な運営のつもり。ここで言う"試験的"とは、経済的な部分のものを指します。運営の目的はそれ以外にも幾つかあるのですがここでの説明は不要でしょう。とにかくこれを機に具体的に"収入"を頭に置いて動き出したと言うことです。サイトの構築は「MAIN OFFENDER」で経験済みですのでそれほど困難なことではありませんでした。例のごとく「一発太郎」を利用してのサーチエンジンへの登録と登録依頼のメール(50サイト程度)の送信のみ。あとは登録を待つだけの日々です。おかげ様で1ヶ月程度でサイトとしての色合いは出てきました。クライアント様から広告の依頼があったのが3ヵ月後でしたので思ったよりも早かったかもしれませんね。それ以来、延べ10社を超えるクライアント様からの広告の依頼が舞い込むことになります。※「広告掲載について」の表記は、当方では当初、全く記載していませんでした。しかし、たったこれだけのことですが、ある意味においては営業の役割も果たしますのでクライアント様からの広告を望む方は記載されると良いかと思います。ただし私の場合は、営業目的と言うよりも広告についての問い合わせが頻繁にあるために必要性に駆られて記載したと言うのが正直なところです。これなら、いちいち説明する必要は無いですからね。
・20004年1月 「穴サイトbooks」発足。
注1 「小遣い稼ぎ」の発想から「収入」への発想の転換がここからになります。既存のアフリエイトを有効に活かせばより多くの"利益"に繋がるのではないかということです。
・20004年4月22日 「MAIN OFFENDER」と「穴サイトJAPAN」の合併。
注1 「穴サイトbooks」が一定の結果を導き出したことにより、既存のアフリエイトの活用が大きな力になると確信したことが両サイトの合併を考えた最大の理由でした。「MAIN OFFENDER」に対する対外的な評価は、「穴サイトJAPAN」の比ではありませんでしたし、アクセス数にしても「MAIN OFFENDER」の方がやはり多い。しかしながら、経済的な面においては「穴サイトJAPAN」が圧倒するような状況でしたので、両サイトの良い面を引き出すことが出来ればアフリエイトの活用もスムーズになるのでは?という判断でもありました。
・20004年12月〜 奮闘中。

以上、取り急ぎですが「穴サイトJAPAN」今日までのポイントを押さえてみました。
サイトそれぞれには個々の歴史がありますから、そういう意味においてはこれは特異な例と言えなくもありません。しかしながら、サイトを運営するにあたってなにがしの参考点があればと思い記載してみました。いかがでしたでしょうか?
次回からは、アフリエイトの活用についての具体的な話に入っていきたいと思います。

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