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急がば回れ!

こして競馬サイトを運営し、広くクライアント(広告主)を募集しておりますと、よく出くわすのがいわゆる"にわか予想屋"というやつです。必ず月に数件は、このような方から広告掲載の依頼があります。

よほどホームページで収入を得たいのでしょう。もしくは予想会社というものがとっても魅力的に思えるのでしょうか。頼りは自分の予想力だけ。それなりのホームページを作成し、「広告をお願いします」と来る。
誰でも手軽に"経営"に参加できるのがインターネットの利点ともいえますが、しかしこれはどうでしょうか? いささか考え方に甘さが見えて、賢いやり方のようには思えないのですが・・・。


予想やデータを提供し立派に生業をたてている"予想会社"と、彼らのような"にわか予想屋"には明らかな相違点が見られます。

@ "広告"と言うものに対する概念の違い
 ― 前者にすれば"広告"は、設備投資なわけですから、お得だと考えた"物件"に対してはバンバン投資をしてきます。当サイトの経験でも、多くの場合が長期に渡って広告枠を押さえに来ますね。対して後者は、"広告は設備投資だ"という概念が欠けている為、「直接的な効果」ばかりを気にします。自ずと契約は単月を希望。契約があれば更新というスタイルをとりたがります。

A 具体的な計画性の有無
 ― 何故上記のような違いが出るのかというと、これはもう、"のびしろ"が有るか無いかというところに基点があるのだと思います。誰が見ても後者の場合は、考え方においても経済的な面においても"のびしろ"が小さすぎるのです。ですから"細々"という形態をとるしかない。いわばカツカツな状態のわけです。"思いつき"あるいは"一か八か"という場合、こういう形態になりがちですね。対して後者は、経験上もしくは経営と言う理念が余程しっかりとしているのでしょう、"のびしろ"を大きく取って事業に取り組もうとします。つまり計画性をハッキリと持っているのです。

この時点で、もはや勝負アリです。

B "儲かる仕組み"を熟知出来ているか
 ― "予想会社"といえども経営をしているわけなんです。つまりそこには綿密に計算された"経営法"が存在するはずなのです。つまり"儲かる仕組み"がある。それが熟知できているかどうか。当然熟知できている方は、その手法にも余裕があります。そして、この余裕は必然的に@の"広告"の概念として表れてきます。つまり、彼らにとって広告は"アピール"だという側面も大きいわけなのです。"アピール"だからこそ長期的に活用したいわけなのです。

大きな違いは以上でしょうか。

では、その広告の掲載を依頼される当方のような広告掲載サイトの考えはと言うとどうでしょうか?
コレはもうハッキリとしています。やはりパートナーとしては経営理念のシッカリとしているところを選びたい。もっと言いますと、その"予想会社"の予想が当たるのか当たらないのかなどは二の次な訳です。生業が出来ているのかどうか、もしくはこの先伸びる余地があるサイトなのかということを第一に考えるわけです。

※当方の場合は、広告依頼の基準を"3ヶ月以上の掲載が条件"としてふるいにかけています。コレは別に、私ががめついわけではないですよ。(笑) この程度の"のびしろ"を経済的に確保出来ていないクライアント様とはお付き合いは出来かねますという意思表示をしているわけなのです。

「いや、金になるんだからそう言わずに何でも引き受ければいいじゃないか」という意見もあるでしょう。実際に来るものは拒まずと言う広告掲載サイトもあるわけです。しかし、広告枠にも限りがあるのです。そこは有意義に使いたいというのが一般的な広告掲載サイトの考えではないでしょうか。

その後・・・
と、ここまでを書いて、いったい何を言いたいのかと言いますと。
"にわか予想屋"のその後を調べてみるわけです。どうなっているのかと。(これには、無料サイトから出発し、ある日を基点に有料サイトに変換したサイトなども含みます)
残念ながらその多くは、現在は閉鎖もしくは更新停止中という道を辿っています。つまり、やり方に無理があったということではないでしょうか。

では何処に無理があったのか?
やはり、計画性のなさや考えの甘さからくる経営方針に無理があったと見るべきでしょう。予想が幾ら当たったところで事業が上手くいくとは限らない。それは全くの別物なのです。そのことは肝に銘じるべきであるし、私たちはこれらのことからサイト運営について学んでいかなければならないと思います。

そしてこの"無理"の根源こそ"儲け"に対する焦りだと思うのです。

"競馬サイトで儲ける"=予想屋が手っ取り早い

この"手っ取り早い"と言う考えは甘さであり、すなわち"無理な経営"への出発点でしょう。
競馬サイトで儲けようと思うのなら、少なくとももう少し回り道をする必要はあると思うのです。
イコール"予想屋"では、芸がなさ過ぎはしませんか? 少なくとも成功している"予想会社"というのは、もう少し経営に対しての計画性は持っていると思いますよ。

"予想屋"なら断然"アフィリエイト"
あなたにとって"アフィリエイト"は回り道かもしれません。
それでも、誰もが参加でき、確実な効果が得られ、決して損はしない最も有益な方法はこれだと思うのです。

そして、この"回り道"と言う考えは、アフィリエイトのリンク方法にも非常に重要な要素となってきます。
多くの方は、直接的なリンク方法だから効果が弱いのです。つまり皆さん、この点においても焦りすぎなわけです。

少々長くなりましたね。この先は、次の項でお話しましょう。

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