9. チケットと、 観戦場所

私の場合は観戦チケットの半券をずっと保管しています。 今まで観に行った全試合のうちのおそらく4、5枚ほどは不本意にもなくしてしまったと思いますが、それ以外はスクラップしてとってあります。

それにしても我ながら今更驚くのは、 '97年頃はSA指定だのS指定だの (…共に今は廃止されたかな) ずいぶん高い席で観てたもんだということ (マリノスのホーム試合の席割りでの話)。 もっとも今みたいにマリノスのホーム試合はすべて観に行くというようになる前だったので、 年間の費用もそれ程ばく大ではなかったでしょうけども。

'97年の写真入り (3人ずつ) のチケットには、サリナスやまだ幼顔の俊輔が写ってる (これらはたぶんダフ屋から買ったもの)。 あとこのころはまだ、チケット・セゾンってあったなぁ。

'98年、 横国が出来た年からはSB指定席 (三ツ沢や国立の場合でも) で観戦するようになった。 横国の場合SBはたしか途中から2階と1階とになり、 ぴあのカウンターだと選べるようになったが、 断然2階席だ。 ここでの観戦は2001年の開幕試合まで続いた。 対戦相手によっては客の入りの差が大きかった。 相手が人気チームじゃない場合は指定席でも空きっぱなしだったので 「エリア指定」 のごとくどこへ座っても実質自由な状態だった。
たまに当日券のこともあったが、 大半を前売りで買っていた。 特に前売りの方が500円安くなってからは必ず前売りにした。

2001年大変なスタートをきったマリノス。 開幕戦 (vs 神戸) を (それまでのように) いくぶん中立的な雰囲気のSB席で観てたら、 周りの静かで若干散漫な雰囲気が辛くなってきてしまった。 いわゆる 「応援」 はともかく、 いいプレーがあっても喜んだり拍手を送ったりもしないその場所からは脱出して、 その次のホーム試合からは自由席 (でもゴール裏じゃあないけどネ) で観ることにした。
具体的にはすぐSB席に隣接した所からコーナーまでのあたり、 「バックスタンド2階自由席」 すなわちE26入口から入る場所だ。 それ以来ホームではずっとこの位置で観ています。 このHP名は当然そこから取ったというわけです。

勝てずに残留争いに苦しんだ2001年は、私にとってはむしろかえって 「こりゃあ毎回毎回スタジアムに行ってちゃんと試合を見届けなくてはダメだ」 「負けて帰ってくるのは辛いけど、 行かなかったことで負けたらそのほうがもっとずっとイヤなことだ。」 と思うようになり (勝つ試合、 勝ちそうな試合しか観ないのも一つの楽な方法ではありましょうけども) 意地でも通い続けた。 ホーム全部はあたりまえ (前は平日で雨の三ツ沢とかだと行かなかったりしていた)。 アウェイで初めて鹿島国へ行ったのもこの年。 W杯前年だったので埼玉スタジアムの柿落しにも行ったし、 神戸ウイング・スタジアムの柿落しにまでも行って来た。 スタジアム目当てなんじゃなくて、 マリノス・ファンとしては行かざるを得なかったのだ。

ホームは全部観に行ってるんだから当然の流れだけど、 その後、 その2001年の第2ステージからはついに初めてシーズン・チケット (この年はハーフ・シーズン。 翌2002年からは年間チケット。)を購入(もちろん自由席です)。 単価的にはだいぶ安く観ていることになります。

(25.Dec.2003 byま)



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(上記は記憶によっているので、文中の状況、データには間違いがあるかもしれません。)

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