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第4回 『第1回 MIDI検定開催』 |
先日1月17日に第1回MIDI検定が開催されました。本校でも検定試験を行い、ゲームサウンド・ディレクター科から13名、M科から21名、D科から3名、DX科から1名が受験しました。そして私も……。また、外部受験者も50名参加し、合計89名で行われました。 今回から始まったこのMIDI検定、まだ3級の検定しかなく、それに過去問題も存在しないことから、一体どんな問題が出題されるのか悩みました。生徒にしても当然わからないので、ゲームサウンド・ディレクター科では冬休み直前の授業終了日に「検定対策授業」を特別に行ってみました。それを元にMIDI検定3級テキストを使って冬休み期間中に勉強することを勧めたのですが、これが功を奏したのか、あっさりと問題を解いていたようです。受験時間は90分、退出可能時間は開始後40分経ってからでしたが、かなりの生徒が早々に退出していました。簡単といえば簡単な問題でしたが、これは日頃からシーケンスデータの作成をしているかどうかの差なのかも知れません。(私も15分程度で問題は解けました。) ゲームサウンド・ディレクター科では、基本的に『Performer』というシーケンスソフト(コンピュータを使って音楽を作成するためのソフト)を使用しています。ソフトウェアというものには一長一短がありますが、このソフトは『マニュアル車的要素』があり、つまり、やりたいことは自分で考えてコマンドを入力しなくてはいけないのです。例えば音量を変えたい時、『Vision』というシーケンスソフトであれば『ヴォリューム』というコマンドを選択するだけでいいのですが、『Performer』では『コントロールナンバー7番』を入力するところから始めなくてはいけません。面倒な作業ですが、これにより、様々なコマンドを覚えることもできるのです。別の見方をすると、『Performer』ユーザーは『Vision』ユーザーに移行しやすいと言えるでしょう。ちなみに、ゲームサウンド・ディレクター科では『Performer』と『Vision』のどちらも使用しています。 話をMIDI検定に戻しますが、出題範囲はMIDI検定3級テキストから外れることはありません。GM(General MIDI)の基本知識さえあれば誰でも合格できるでしょう。新年度は、このMIDI検定3級をゲームサウンド・ディレクター科の必須検定に、またT校では全科にわたって受験者を募集する予定です。音楽が好きな人、実際に作曲している人、DTMをしている人、自分の知識の確認のために受験してみてはいかがですか? |
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