英国のファンタジー 

 英国が好きな人なら誰しも思い入れの深い”英国のもの”があるでしょう。自然,建築,イングリッシュ・ガーデン,音楽や美術,食べ物…。そうした英国のすばらしい多くのものの中でも,英国人作家によるファンタジーこそ,英国の風土と歴史が英国人の深い想像力と見事に結合した産物といえるでしょう。優れたファンタジーは子どもとか大人とかいった読み手を選びません。
 2000年にも「ハリー・ポッター」が世界的大ベストセラーになったように,英国は世界に冠たるファンタジー王国ですが,「ハリー・ポッター」にしても,長い伝統を誇る英国ファンタジーの系譜に連なる一つの作品群に過ぎません。幅広くまた奥の深い英国ファンタジーの世界を少しずつ紹介できたらと思います。


ジョージ・マクドナルド(1824-1905)
ルイス・キャロル(1832-1934)
ウィリアム・モリス(1834-1896)
メアリ・ド・モーガン(1850-1907)
エリナー・ファージョン(1881-1965)
アリソン・アトリー(1884-1976)
ヒュー・ロフティング(1886-1947)
L・M・ボストン(1892-1990)
J・R・R・トールキン(1892-1973)
C・S・ルイス(1898-1963)
リチャード・ヒューズ(1900-1976)
メアリー・ノートン(1903-1992)
ルース・エインズワース(1908-)
ルーマー・ゴッデン(1907-)
ジョーン・ロビンソン(1910-)
ローズマリ・サトクリフ(1920-1992)
フィリパ・ピアス(1920-)
ジョーン・エイキン(1924-)
ダイアナ・ウイン・ジョーンズ(1934-)
フィリップ・プルマン(1946-)
J・K・ローリング(1965-)
ダレン・シャン(?-)
コレクション
評論